Golden door

chapter moral


黄金の扉

礼節の章

他人に謝罪をもとめてはいけない

謝罪する『べき』という考えが
自分の心に苦しみを生む

攻撃を受けた側は
「謝れ!」と思っていても
攻撃した側は
ほんの少しも「悪かった」と
思っていない

他人を
謝罪する気持ちに
誘導することは
とても難しい

人それぞれ
『良いこと』『悪いこと』
『相手が悪い』
『自分が悪い』
の感じ方は
全く違うということを
忘れてはいけない

他人の内面を
勝手に想像してはいけない

自分が他人に、迷惑をかけたり
不利益を与えてしまったとき
「自分が悪かったな」
「自分のせいだな」と
感じるような事でも
他人は同じように
「自分が悪かった」とは感じていない

これだけひどいことをしたのだから
あの人は自分のやったことに対して
「悪かった」と後悔しているはずだ
と考えるのは
間違っている

他人は「悪かった」と思っていない

「悪かった」と思っていない相手に
謝罪させることは出来ない

「悪かった」と思わせるために
こちらの気持ちを伝えたり
説明したりしても
相手が理解するかどうかは
分からない

理解したとしても
謝罪するかどうかは分からない

相手に説明して、理解させても
相手は『謝罪』しないかもしれないのに
相手にどう伝えるかとか
何が証拠だとか
相手に『謝罪』させるための準備をするのは
時間のムダ

さらに
『謝罪』させても
こちらの気がおさまらないこともある

だから
相手に謝罪させることに
時間を割くことは
時間のムダ

『謝罪』をさせようとする行為は
相手を『非難』する行為と似ている

相手を『非難』する事に
時間を割くのも
時間のムダ

相手をどうにかしようとする行為は
相手がどう行動するのかが不確定だし
自分の思った結果が得られるかどうかも分からない
そのことに割いてしまった時間は
自分のやりたいことがやれないので
損しかない

どうしても許せないなら
本当に欲しいのは
『謝罪』なのか?と考える

『謝罪』させても
自分の気がおさまらないとき
本当に欲しいものは
相手からの『謝罪』ではない
ということが分かる

本当に欲しいのは
『相手の苦しむ姿』かもしれないし
受けた『不利益の補償』かもしれない
相手に『支払わせたいもの』が
他にあるのかもしれない

自分が欲しいものがはっきりと分かれば
それを手に入れるための行動をとれば良い

例えば
本当に自分が欲しいものが
『相手の苦しむ姿』であれば
『暴力』などで、直接自分が相手に
『苦しみ』を与えてやれば良い

例えば
本当に自分が欲しいものが
『受けた不利益の補償』であれば
制度や法律を使って『訴訟』を起こして
制度の上で補償させれば良い

例えば
本当に自分が欲しいものが
何か『支払わせたいもの』であれば
それを相手に支払わせるための
自分の行動の影響が
一番効果的に出る方法を探して
実行すれば良い

『謝罪』は相手にとって
『苦しみ』にならないかもしれないし
『不利益の補償』にもならない
『謝罪』しても
相手は何かを『支払ったこと』にはならない

自分が本当に欲しいものを
手に入れなければ
問題は解決しないし
気持ちもおさまらない

つまり『謝罪』されても
なんの問題解決にもならないし
相手に『謝罪』させようとすることは
自分にとっても利益にならない

自分が本当に欲しいものを
手に入れるためには
どうしたらいいのか?
と考える

自分の行動に
必ず『責任を取ると覚悟する』なら
何をやっても良い

相手に『謝罪』をさせることを考えずに
自分が本当に欲しいものが手に入る行動を
『自分が』起こさなければならない

行動をとることで
自分が得る
利益
不利益を
直ちに判断して
実行に移せば良い

一時的な感情にまかせて
相手に『謝罪』を求めることは
最も自分の不利益になる

相手をよく観察して
その相手から
自分が本当に欲しいものを
取れるかを判断する

何が自分にとって
欲しいものを手に入れる
最善策なのかを
冷静に考える

自分が今、欲しいものは
相手からの『謝罪』ではないし
相手の『謝罪』に
執着することが
ムダなことだと
分かっている

その相手から離れて
自分に不利益を与えない人のところに
移るという行動をとっても良い

これ以上、『謝罪』を求めず
その相手に見切りをつけて
別の良い人間関係を作ることに
時間を使っても良い

他人に何かをさせるための行動ではなく
自分が出来る行動や
自分の影響下にある事を
全て自分の責任の上で実行すれば良い

本当に欲しいものが
相手から『謝罪』ではなく
『自分の居心地の良い環境』であれば
『謝罪』させることにこだわらず
これからの自分のために
時間を使えば良い

深く付き合うべき人間以外に
自分の時間を使ってはいけない

深く付き合うべき人間かどうかを
短時間で判断することは
できない

嫌いな相手だが
利益があるから付き合う
という関係は
ストレスが
利益を上回るので
やめたほうが良い

ストレスが溜まる人間関係は
『時間』『健康』『他の良い人と出会う機会』を
失わせる

こちらに対する
相手の無礼や
相手の攻撃を
決して正面から受け止めてはいけない

相手の話す言葉を
自分の記憶に残すべきかどうか
選ぶ必要がある

他人に自分が
軽んじられているかどうかを
考えてはいけない

悪口を言われたり
軽んじられたりしても
それをこちらから
やめさせるための行動をしてはいけない

ただ
礼儀正しく過ごしていれば良い

礼儀正しい態度は
他人のためではなく
自分のためであることを
忘れてはいけない

自分の礼儀正しさの向かう先は
相手ではなく
自分自身であることを
忘れてはいけない

他人に良い印象を与えるために
礼儀正しくする必要があるわけではないことを
忘れてはいけない

こちらの礼儀正しさに
相手が『無礼』で返したとき
『相手のため』に礼儀正しくしている
と、考えている人間は
礼儀を返さない相手に
不満を感じる

相手に礼儀正しくして欲しいから
こちらが礼儀正しくするのではない

礼儀正しい人間は
創造性の能力が高い

礼儀正しさを欠く人間は
なぜか
創造性の能力が低い

創造性の能力が低い人間だから
礼儀正しさを欠いているのか
どちらが原因なのかは
分からないが
とにかく
礼儀正しさを欠く人間は
創造性の能力が低い

同様に
『集中力』
『行動力』
『思考力』
『発想力』
などの能力が低い人間は
他人への礼節に欠けたり
自制心が低い傾向がある

他者をさげすんだり
他者を攻撃することに
脳みその機能を使わずに
自分の行動や
自分の目的のためだけに
脳みそを使っていれば
無礼な態度をとることは無いし
自分の成功に近づきやすい

能ある鷹は爪を隠す
賢い人間は
敵を作らず
水面下で自分の目的を達成するための
行動をとっている

弱い犬ほど、よく吠える
無礼や虚勢は
自分の自信のなさの
現れ

へりくだることと
礼儀正しいこととは
違う

相手より自分の方が
弱い立場であるように見せる事は
礼儀正しさではない

背筋を伸ばすと良い

へりくだっているときは
必ず背筋が伸びていない

相手の目を見ると良い
目で挨拶をする

言葉遣いなどが丁寧でも
相手の目を見ることが出来なければ
挨拶が出来ない

挨拶を拒否する人間は
目を合わせない

挨拶をしない人間を
礼儀正しいとは言えない

こちらを一切見ないで
話を聞く人間に対して
不信感をもつのは
目線を合わせないことが
無礼そのものだから

目線は礼儀
目を見ることが
相手を『敬う』ことにつながる

礼儀正しさとは
背筋を伸ばして
相手の目を見て
目で挨拶すること

「挨拶をしよう」という気持ちで
相手の目を見れば
自然と顔は『挨拶の表情』になる

他人に対しては
相手が自分を『敬うべき』と思ってはいけない

自分の立場が
『客』や『上司』
『使用者』などの
一般的に上の立場であっても
他人に『敬うべき』と求めてはいけない

他人の行動や考えかたは
決してコントロールできない

理不尽に攻撃してくる人間からは
すぐに離れなければならない

理不尽な人物かどうかは
周りの評判を聞けば
だいたい判断できる

嫌いな人間の事を
考えることに
脳みそを使ってはいけない

嫌いな人間の事を
いつも考えてしまうような場合は
今の環境から逃げるときだというサイン

自分に『不利益な他人』の事を
分析したり、考えたりして
自分の貴重な時間を
使ってはいけない

黄金の扉

白の章

黒の章

礼節の章

恐れと不安の章

インターネットの章

兎と亀の章

やる気の章

薔薇の章

百合の章

Index
Koyomi
Gallery
Character
黄金の扉
Update Log

Usamichan
Cafe